野にも山にも若葉が茂る~ ♪夏も近づく八十八夜、
青い空、緑の風、鶯の声、
すがすがしい
日本の夏の風景です。
立春から数えて88日目、
5月2日頃、一番茶になる
茶摘みが最盛期を迎えます。
若い芽には、滋味、香り、味、
栄養分ともにすぐれた、上質の
お茶といわれます。
最近では、校庭にお茶を栽培している小学校もあり、
この時期、子供たちも、茶摘みや、新芽を蒸して手揉みを行います。
茶摘みは、自然と親しみ、農業を体験し、お茶を飲んで健康につながる、
幼児教育としても体験学習になります。
お茶のすぐれた効果
お茶にはタンニンで知られている渋みの主成分、
ポリフェノールの一種である
カテキンが含まれています。
カテキンには、
コレステロールの中でも悪玉の
LDLコレステロールの方の吸収を抑える効果や、糖や脂質の代謝をよくすることから、
体脂肪の吸収を緩和し、
メタボリックシンドロームの
改善にも効果があると
いわれています。
酸素毒でまた、体内を傷つける
処理する抗酸化、
突然変異を抑制してがんの予防に働く抗がん化などすぐれた
効果があります。
カテキンの抗アレルギー物質が
花粉症を和らげる効果も
あります。
緑茶に含まれるテアニンという
うまみ成分があり、
寝る前に飲むと、睡眠中に
目がさめることが少なくなる、
安眠効果やリラックス
効果があります。
ただ活性化作用のあるカフェインもありますが、コーヒーに比べて半分~1/3です。
テアニンはアルツハイマー病の予防にもつながるといわれます。
また、お茶は、C型肝炎などの肝臓に過剰に蓄積されがちな鉄分を
酸化させない効果もあるといわれています。
お茶をおいしく入れる
必ず急須を使って、葉を多く 湯を少なめにすること。おいしいお茶の入れ方は、
次に大切なのは湯かげん、
番茶やほうじ茶は煮立った湯で
いいし、煎茶の場合は70度以上の熱めの湯でいいのですが、
玉露は人肌より少し熱い程度の
湯にします。
玉露というのは、開き始めた新芽を、日光を遮って育てるもので、
アミノ酸やカテキンの生成が抑えられる分、渋みを抑えられて旨みを出します。
一般的には、新茶はさわやかな香り、旨みがあり、
甘味の成分であるアミノ酸のテアニンなどが豊富で栄養価も高く、重宝されます。
お茶の間
日本の食卓での味わいは、
家族が皆で食事をすませたあとに、茶の間で、お茶をのんで
くつろぐ時間です。
お茶が持つゆたかな効用のうち、抗菌力が口の中や胃で働き、
可溶性食物繊維が
血中コレステロールを下げるなど、食後に飲むということでも
理にかなっているのです。
それ以上に、お茶を飲みながら、家族が食後のひとときを、
話しをしながらゆっくりすごすことはとても大切な時間です。
それこそ、家庭における最大の
幼児教育の場なのです。
大家族も、2世代家族も
少なくなって、おまけに家族の
食事の時間がずれたりして、
家族が食後にゆっくりお茶を飲みながら会話をする場面が減っているのは残念なことです。
また、パン食や肉系の洋食が多くなって、お茶を飲む機会を少なくしています。
お茶のペットボトルを持ち歩く
社会生活の中でのライフスタイルの変化や、コンビニなどの利便性が、
食卓を囲んで飲むことから、ペットボトルを持ち歩いてどこででも飲むというように、
お茶を飲むかたちを変えました。
それはそれで、若い人たちにお茶を飲むという習慣はあるわけだし、
お茶の栄養価は取り入れているので、健康上はいいのですが、
お茶をのんで人々がくつろぐ、という生活の風景と文化は残していきたいものです。
家族で、親と子で、友だちどうしで、食事の後にお茶を飲む時間は、
コミュニケーションという素晴らしい生活文化なのです。
お子様の健康に、いいことづくめのお茶の栄養を、
そして会話という心のの栄養を毎日のくらしのなかで与えてあげてください。

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