子育て場所 官民にひろがりつつある子育て施設

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コンセプト

 

229-714.JPG現在、保育施設に入れず

待機している児童は

約18000人と厚生労働省は

発表していますが、

入所させられないので仕事を

あきらめた母親など、

潜在待機児童は数十万人にものぼるといわれています。

 

家庭の中だけで育児ができない、さまざまな社会的ニーズを

背景に、保育サービスや

託児所などの幼児教育の需要が高まっています。

 

官公庁や企業などの新しい動向を見つめて見ます。

 

保育サービスの自由化の動き

 

認可保育所に入れない待機児童問題を解決するということで、

政府は保育サービスの自由化を検討し始めました。

 

背景には、認可保育所だけでは対応しきれない待機児童の潜在化があります。

施設側が利用金やサービスを柔軟に定められるようにして、

いままで市町村に届け出て自治体が受け入れていた体制から、

民間企業の参入を促すことが狙いになっているようです。

家庭で賄いきれない保育に対する福祉施設から、

保育のサービスを自由化して提供する施設を民間に求めようとする動きです。

 

 

トヨタグループ、託児所事業を開始

 

そのような動向をいち早く受けて、トヨタ自動車グループの、豊田自動織機、

デンソー、トヨタ車体、ジェイテクト、トヨタ紡織の5社が共同で、

刈谷市、幸田町、三重県のいなべ市など5ヵ所に

託児所「たっちっちハウス」をオープンしました。

 

午前7時から午後8時30分と運営時間はやや長く、小学校入学までの乳幼児を

預かる、トヨタ系企業で働く、児童のいる正社員向けの便宜を配慮したもので、

人材確保に向けた福利厚生対策であるともいえます。

派遣社員やパート社員向けの施設も予定しています。

 

 

ありがた屋

 

豊橋市に子育て支援のNPOまんまが木造民家の一軒家を借りて

「ありがた家」という子育て拠点をつくりました。

居間にはちゃぶ台や昭和のタンスが置かれて、かつてのおもちゃ屋の風情が

そのままに、シャボン玉液やメンコやガムや棒アイスも所狭しと置かれています。

いつも来る子供たち15人くらいを10人くらいのスタッフが対応し、

地域ぐるみで支援しているような気さくさで、ざっくばらんな雰囲気があり、

週2回開放され、住民といっしょに育っています。

 

 

多胎児子育て

 

kid0042-009.jpg一般的な場合と少し違って、

特殊な状況に置かれ人たちに

手助けの輪がひろがっているのが、双子や三つ子など

多胎児です。

 

多胎児は不妊治療での

排卵誘発剤や医療技術の

進歩ともかかわると

いわれていますが、出生比率が年々増え、2%まで高まっており、母親の負担も大変です。

 

そのような中で、多胎児の親や医師、保健所などによる活動が

各地ですすめられるようになりました。

多胎児育児を支援する全国組織「多胎児サポートネットワーク」が

石川、兵庫、岐阜などで、育児サークル、医療関係者、保健師が

胎児の母親たちの支援や情報のネットワークづくりをすすめています。

名古屋市緑区にも多胎児の母親のサークル「さくらんぼ」があります。

 

 

在日海外人の子育てサポート

 

日本で暮らす外国人の

親たちの子育てを支援しようと、

名古屋市の名古屋国際センターでは

月に一度、言葉や文化や

生活習慣で悩んでいる人たちの子育てサロンを開いています。

 

協力しているのは青年海外協力隊の経験者で国籍を超えて、

子供たちを遊ばせながらざっくばらんに話し合う場づくりを進めています。

日本で暮らす在日外国人たちの苦労は想像にあまりありますが、

実際に、お金がないなどの理由で、学校に行っていない子供たちは1%もあり、

在日外国人の多い豊田市では、就学の有無が不明な子は30%もいるといいます。

海外に赴任している日本人の家族にも同じような苦労があるでしょう。

 

 

名古屋市の「はぐみん」

 

j0424424.jpg名古屋市では子育て家庭を

応援するために、

「はぐみん」というキャラクターを起用した優待カードをつくって、

家に閉じこもりがちな妊婦を

含む母親に協賛店などでの

割引や特典などのサービスを

始めました。

 

その背景には、企業の従業員が子育てしやすい環境を整えている企業と提携を結び、

職場からの家庭教育の充実を図ろうとしています。

 

 

家庭での教育力が低下していると思っている親の多くが

「しつけや教育の仕方がわからない」という状況に対応して「親学」「官民」で

子供たちの子育ての責務や楽しさをサポートしようとする活動です。

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このページは、gallopが2008年5月19日 14:14に書いたブログ記事です。

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