いまの子供は不器用? 鉛筆と包丁に、手先の学びがある

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コンセプト

j0422793.jpg 

いまの若い人たちの

鉛筆の持ち方。

 

基本にかなっていないのに、

あんな持ち方でよく器用に

字を書くナ、

と感心させられることが

ありませんか。

 

食事の時のお箸、あの持ち方で上手に食べること、

と感心させられることは

ありませんか。

 

幼児の頃の自分流を上手に

引き継いで大人になっても

使いこなしているのです。

それで、生活や仕事に困ることはありませんが、

生活の基本ができていれば、

それだけ応用も効きます。

 

日常のくらしの中で、とくに手や指先の器用さについて

ごいっしょに考える幼児教育としました。

 

大人が感じる、いまの子供の不器用

 

186-626.JPG生まれたときから音楽があり、テレビの映像があるいまでは、

子供たちのリズム感や身体の動きは、大人が真似できない

ほど発達しています。

 

それは大変いいことです。

ここでは、ちまちまと細部に

焦点を当てて、

手や指の動きについて

つめてみましょう。

 

テープなどで知られた

ニチバンの調査で、

「現代の子供たちは指先が

器用でない」と思う大人が大変多いことがわかりました。

(中日新聞、2007年8月15日)

 

「子供の指先が器用と思うか」との問いに対して、

「どちらかというと不器用」(70.6%)、「不器用」(9.7%)を合わせると、

8割の大人たちが子供たちの指先は不器用と感じています。

 

 

包丁を持つ

 

315-23.JPGその原因のひとつは、

「包丁やナイフなど危険物から

遠ざけられている」

 

(複数回答で63.4%)

がトップ。

 

まず、親御さんは、

包丁やナイフが使い方を

間違うと危険であることを、

丁寧に子供に教える

必要があります。

 

その上で、包丁もナイフも

生活に必要なものなのに、

 

上手に使いこなしていかないと、料理や暮らしの作業がうまくいかないので、

 

上手に使っていくことを教えなければなりません。

包丁であれば、人参や大根を切るときに、指先を切らないように、

第2間接に包丁の面を当てて切るとか、包丁を持つ手の力は小指にためるとか、

コツを覚えればいいのです。

りんごや梨の皮をぐるぐるととぎらせないで剥くとかも、

包丁の使い方を楽しく身につける動作ですね。

 

子供の指先が不器用になったのは、「手伝いをしなくなったから」(51.9%)

というとらえかたをしています。包丁もナイフも凶器ではありません。

 

 

鉛筆を削る

 

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近頃、子供たちは鉛筆を

使わなくなりました。

 

シャープペンシルや

ボールペン、サインペンなどが多くなり、鉛筆を削るという

行為も少なくなりました。

 

削ることがあっても、削り器の

穴に差し込めばジャーと芯を

とがらせてくれます。

 

しかし、鉛筆を削るという

ささやかな動作をこなすという

ことは、すごく大切で、

炭素の芯を書きやすいように

整えるという作業であり、

次に書き始める脳内をしばし休憩させる役割もあるのです。

 

多くの人が憧れるコピーライターやデザイナーなどの知的労働をしている人たちが

何本もの鉛筆を削って使う風景をよく見かけますが、

ボールペンを使っている姿は見かけないですね。

実は、鉛筆で字を書くということは、脳から、手から、指先への指示が、

生きている木を伝導して鉛筆の先に伝わる理想的な道具なのです。

 

鉛筆は、生きている木材でできています。

できればナイフで少しずつ削りながら芯をとがらせて使ってほしいですね。

 

 

ボタンを押すことには器用な子供たち

 

j0402625.jpgしかし、一方、「子供たちの手先は器用だ」と思う親(20.7%)のうちほとんどが、

携帯電話やパソコンゲームの

操作をあげています。

 

しかし、携帯電話やパソコンゲームも、

ボタンを押すだけの単純な操作で、

手を動かす、指先を動かすという、

暮らしの技術にかかわっている

わけではありません。

 

暮らしの中にあるさまざまな行為で、

もっと上手に処理するために、

手や指先の動かし方を変えてみる、

工夫してみるという

智恵にはつながりません。

 

 

 

 

 

 

お箸を持つ

179-714.JPG 

手先や指の器用さは、

ピアノやバイオリンなどの音楽教育を別にして、

わざわざ訓練するほどのことではありませんが、

不器用にならないための暮らしの中での

習慣づけは大切です。

 

塗り絵をする、ひらがなを正しくなぞって書く、

包丁やナイフの持ち方を教えるなど、

くらしの中で手先の器用さを学ぶチャンスが

くあります。

 

そのひとつが毎日する食事でのお箸の持ち方。

お箸は人差し指と中指で箸の1本を支え、もう1本を薬指で支える単純な動作、

上手にのみこませれば覚えられること、これでお箸の動作の領域のひろがります。

お箸でものを食べ、鉛筆で字が書けるだけで、

手先や指の器用さの基本はほとんどマスターされます。

ムリヤリ捻じ曲げてストレスを感じさせながら強制することはありませんが、

そのほうが便利なはず、ということはなるべく幼児教育のうちに

身につけた方がいいですね。

 

ひょっとして、日本の不器用な子供たちより、

日本で暮らしている海外の人たちの方が、

鉛筆の持ち方やお箸の使い方は上手かもしれませんね。

彼らはわからないから、きちんと基本から学んでいるからです。

 

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このページは、gallopが2008年5月16日 14:04に書いたブログ記事です。

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