人と動物の関係 動物は近づいてくれる人の心がわかる

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コンセプト

 

120.JPG人はどこまで動物と

わかりあえるのでしょう。

 

人も霊長類の延長、ゲノム

(全遺伝子情報)の数は

ほとんど変わりません。

 

火を起こし、言葉と文字を使い、

服を着て、だんだん、

人は動物から離れて

「人間」に差別化されていったように思いますが、

 

自然の中で生きる知恵や本能は、

人は動物に及ぶべくもなく、

遠ざかってしまいました。

 

 

いまの社会における人と動物のふれあいの場で行われるさまざまな光景は、

人が動物の上位に立って、教える、仕込む、飼う、研究するということが多いのですが、

人は動物から学ぶ、という視点を忘れてはなりません。

大人がペットを可愛がる、のではなく、子供が動物に接しているように、

同じ目線、付き合いの方が、動物の幼児教育の本質に近いものがあるようです。

 

チンパンジーの天才・アイちゃん

 

j0180638.jpg子供のチンパンジーの能力は

大人よりも優れているという

下記の場面はテレビなどで

ご覧になった方も

いらっしゃるでしょう。

 

京都大学霊長類研究所の

所長・松沢哲郎さんが、

サル学を世界に知らしめた

天才チンパンジー5歳のアイが

パソコンの画面の0.21秒

フラッシュした5つの数字を

小さい順に応えさせる課題で、

大学生よりも早くできました。

 

 

人ができることはチンパンジーにもできるが、

チンパンジーにできて、人にできないこともある。

 

松沢さんの研究のすごいところは、有害駆除サルの実験転用の抑止や、

チンパンジーの生態実験に反対するなど、動物福祉の推進にいきついたことです。

松沢さんは、研究パートナーであるアイちゃんやその息子アユムと過ごすときが

心なごむひとときであり、アイも先生を心から慕っているといいます。

そうでなければ動物は人に寄り添わないのでしょう。(朝日新聞、2008年1月19日)

 

 

イルカと人が同じものをめざす

 

054-629.JPGイルカは人と会話ができる、

というイメージがおありでしょう。

やはりイルカは人の心や言葉がわかり、イルカの動作が、

人々を喜ばせるパフォーマンスであることをわかっているようです。

 

鴨川シーワールドの

井上聰さんは、イルカが自分で

トスしたボールを、

回転して尾びれで打つ、という

イルカにおよそ伝達しがたい技に挑みました。

そして、1年かけて何千回目かに実現したといいます。

 

048-629.JPGイルカを人間と思って観察し、

訓練したという井上さんの

動物への心がありました。

(朝日新聞、2008年1月7日)

 

小さい頃からイルカが好きだったという少女がイルカ島の

トレーナーになりました。

 

若い女性トレーナー

清水香織さんは、イルカは人間と同じ、彼らも自分の気持ちで

行動する、と言っています。

 

彼女は、イルカにも感情があり、個性があり、「人格」もある。

イルカとお互いにどうしたらよいかを考えながら進んで、「思いが通じた!」という

実感がうれしい、と言っています。(「月刊なごや」北白川書房、2007年11月号)

 

 

盲導犬のおかげで自由に暮らせる

j0424410.jpg 

「Q&A盲導犬―ともに暮らし、ともに歩き、

広がる社会」を出版した、千葉県職員の

松井進さん、先天性の弱視でしたが、

米国に留学したとき、盲導犬と自由に

活動する視覚障害者を知り、

帰国してから盲導犬と生活を始めました。

 

「白杖だと一歩一歩探りながら歩く感じだが、

盲導犬がいると風を切って歩ける」

 

3代目のロミオを相棒に、休日には霞ヶ浦でヨットを楽しんだり、NPOの会合に参加したり、

盲導犬を普及させる活動を行っています。

 

よく街で盲導犬といっしょの人を見かけます。

 

「犬に話しかけるのではなく、私たち使用者自身に声をかけてください。

 いくら盲導犬でも言葉を話すことはできません」

 

盲導犬もきっとその方がうれしいと思います。(朝日新聞、2008年1月20日)

 

千葉市の穂刈顕一さんは2歳になるラブラドルレトリバーの盲導犬イッシュが、

3路線を乗り継いで2時間の通勤を助けてくれています。

混雑し始めた駅構内の階段をぐんぐん引っ張ってくれますが、

段差やホームの端などの危険を体の動きで知らせてくれます。

 

「イッシュがいればラッシュも怖くない。最近は通勤が楽しい。」

 

イッシュとの一心同体で、行動半径も広がり、生き方も前向きになったと喜んでいます。

(朝日新聞、2008年2月15日)

 

 

上田桃子さんの桃犬プロジェクト

 

j0422769.jpg2007年度のプロゴルファーの

女子賞金王新人賞の

上田桃子さんが

米女子ツアーに本格的に

挑戦します。

 

その上田桃子さんが、

「桃犬プロジェクト」を発足させました。(2007年2月)

 

今季の公式戦でバーディ1個につき、協賛会社5社といっしょに計3万円を積みたてて、

日本盲導犬協会に贈るものです。

スコアを伸ばすたびに盲導犬の

普及の支援も増えることで、

1つでも多くバーディを取る意欲につながるといいます。

 

彼女は1ラウンド平均バーディ獲得が3.47個、国内310個のNO.1のバーディ女王、

活躍とチャリティーとが一石二鳥です。

盲導犬との生活を望む人は約7800人、いま日本で活躍している盲導犬は約1000頭、

犬好きの彼女がテレビ番組で日本国内の盲導犬が不足している現状を知っての発案です。盲導犬の育成には並々ならぬ努力と、費用がかかります。

スポーツマンシップと動物好きが出会ったうれしいお話ですね。

 

お子様に人が動物に寄り添うことの素晴らしさや、

動物が人に寄り添ってくれるうれしさを、伝えてください。

子供は動物のことをわかる天才です。

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このページは、gallopが2008年5月21日 14:59に書いたブログ記事です。

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