トーンはお母さんに語りかける 口調で作られていますが、この幼児教育のコンテンツの
もちろん、全てにおいて、
親として父親も想定しています。
しかし、たまには、「父親」に
焦点を当てた話題としましょう。
お父さんが子育てをすると
いうより、お母さんがお父さんを
上手に、幼児教育に
付き合っていただくという
ページでもあります。
パパの家事・育児
10年にわたって追跡した
財団法人家計経済研究所が同じ夫婦を
前年に比べて4分→23分に、
休日では100分→153分と増えています。
赤ちゃんが生まれてすぐは、お父さんも少しは
育児に参加しているということです。
一方、出産後、妻が再就職してからの
夫の育児負担はほとんど増えていません。
お母さんは大変なばかりです。
でも、休日の夫の家事・育児の時間が長いほど、
妻から見た夫婦関係の満足度が高い結果になっています。(「東洋経済」2008年1月号)
そのことは、両親を見ている子供が
いちばん感じているかも知れません。
パパにできること
幼児教育はママとパパの
共同作業です。
パパの幼児教育への
上手な参加によって、
子供はパパとママ、男性と女性の子育てを得て、バランスのとれた成長をします。
パパの幼児教育のポイントは、
ママの育児を補完したり、
ちょっと手伝ったりすることでは
ありません。
いちがいには言えませんが、
ママにはできなくてパパには
できることがあります。
たとえば、凧を作って、いっしょに揚げたり、ヒゴと和紙でグライダーを作って飛ばす、
原っぱでキャッチボールをしたりサッカーをするということは、一般的にはパパが得意です。
また、壊れたおもちゃを直したり、電気系統の器具の故障を修繕する、
といったこともそうです。
勤めている母親も多いのですが、社会や仕事から持ちかえってくる情報や遊びや文化も、
どちらかというとパパの領分かも知れません。
いっしよに体験する
成長をゆたかにし、
子供はパパとしママの夫婦関係が良いか、良くないかで、
成長を戸惑わせもします。
パパと男の子は友だち、
パパと女の子は恋人、
という人間関係の目覚めも
あるものです。
女の子には大きくなったらパパと結婚するんだ、と言う時期が
あります。
夫婦と子供、おじいちゃんや
おばあちゃんも入って、
いい家族関係を築いていくのは、
外食やお祝い事や、
旅行やキャンプや釣り、
幼稚園の運動会やバザーなど、
ファミリー単位のイベントが
良い機会です。
お母さんがせっせと作ってくれたお弁当、親が教えるのではなく、
いっしょに感動する旅の出来事、良い思い出になるというより、
親子がまったく同じ場面で、同じ時間を共有することで分かり合えるものがあります。
キッズ市場はブランドがいっぱい
しがちで、
仕事優先で家庭をおろそかに
20~30年前のお父さんの
イメージが、最近ではやさしく、
子供と友だちのように過ごせる
関係に変わってきています。
団塊ジュニアがパパになって、
子育てをしている、というより、
自分も楽しみながら、
子供をいっしょに楽しませる、
というライフスタイルが
一般的になってきています。
そのキーワードのひとつがブランドです。
パパも子供といっしょに遊べるものがそうです。
室内で飛ばせる赤外線ヘリコプター(ハリービー)、野山歩きに使える携帯顕微鏡(ミード)、
ペダルカー(メルセデスベンツ)、ロックスターの気分が味わえるエアギター(タカラトミー)、
チャイルドシート(レカロ・スタート・アール・ワン)、ベビーカー(マクラーレン)などがあります。
だっこ帯(ポーター×アップリカUN)、迷彩柄のファッションなど、たくさんあります。
仕事も子育ても自分のライフスタイルも、ブランドはパパには魅力です。
パパの子育て雑誌「サムズ!」(ポプラ社)、
「ひよこクラブ」の別冊付録「ひよこパパクラブ」(ベネッセコーポレーション)に見られるように、パパの子育てマーケットもひろがっています。
誉める、叱る
意識的に持ってきているわけではありませんが、
パパの子育てのところに
「叱る」ということを幼児教育として考えてみましょう。
ここでは、1つ叱ったら、1つ誉める、
というご提案をします。
叱るだけでは反発を招くか、萎縮するし、
誉めるだけでは子供は強くなりません。
叱る、誉めるで、受ける子供の
心の振幅がひろいほど、
「いいこと」と「よくないこと」の内面領域を
ひろげていきます。
また、失敗を恐れることになるような
叱り方はよくありません。
「失敗は成功の母」の格言は生きています。
失敗を重ねてみんな強くなっていくのです。
スポーツ選手でも、科学者の実験でも、
失敗に教えてもらって成功に導かれているのです。
日産自動車の社長のカルロス・ゴーンさんは、自身4人の子持ちですが、
企業の運営になぞらえてでしようが、とてもいいことを言っています。
「子どもは字を習う時、ペンではなくて消しゴムで覚えるんですよ。
何度も消しては正しくなるまで書く。失敗は学習の本質です。」
(朝日新聞、2007年11月3日、「ゴーン道場」)

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