調べる 辞書を引いて、見る、聞く、まとめる

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コンセプト

 

j0308962.jpg「調べる」ということが、いまに

始まったわけではありませんが、いまブームのようです。

 

子供たちは辞書を引いて

調べるのが大好きです。

 

「調べる」という行為は幼児教育の原点かもしれません。

ひとつの言葉を調べるのにいく

通りかの方法があり、

関連する分野を知り、

イメージができたら実際に見て

みたいと思うでしょう。

 

 

そこからさまざまな発見や創造的な考え方が養われていきます。

子供ひとりで体験できないこともあるので、お母さんもいっしょに行動することで、

実践的な幼児教育になります。

 

辞書や図鑑で調べる

 

j0174966.jpg小学校初級クラスからの

授業ですが、辞書を引くという

学習法は、百ます計算などと

いっしょに、子供たちにも

なじめて、教育にも

取り入れられています。

 

たとえば「昔話」をひくと、

昔話とは、の定義からはじめて、

沢山のお話があることが

わかります。

 

楽しい話、怖い話、お母さんから聞いた話など、

 

自分たちの知っている昔話をあげてもらったりすることで、伝説や実際にあったこと、

自然や習慣との結びつきなど、いろいろな話題がひろがります。

 

辞書を引くことを辿って、次から次へと、ワードがひろがっていきます。

ひとつの昔話をとりあげて、たとえば、一寸法師、竹取物語、浦島太郎などがあれば、

そこからまた、鬼の話、月の話、海の話など、ひろい世界にひろがるし、

童謡の世界にもひろがります。辞書は一粒の種、芽が出て、葉をつけて、花が咲いて、

果実が実れば、辞書には巨大な情報が圧縮されているといえます。

子供が幼すぎる場合は、お母さんが引いてあげてもいいのです。

その姿を子供は見ています。

 

 

くらしの仲に辞書や事典を

 

j0422194.jpg2008年の元旦のある新聞に、

これだけの辞書の広告が載っていました。

 

三省堂の国語辞典、大辞林、ウィズダム英和、

和英辞典、新潮社の新潮日本語漢字辞典、

学研の現代国語辞典、アンカー・コズミカ英和辞典、

岩波書店の10年ぶりの大改訂という広辞苑、

大修館書店の明鏡国語辞典などです。

 

いま辞典ブーム、動物や植物や理科や社会の

図鑑のほかに、地図や歴史など

新しいカテゴリーでくくられて、図解されたりして

楽しくまとめられています。

子供向け、大人向けさまざまです。

 

松田道雄さんの育児のベストセラー

「育児の百科」を継いで、「育育児典」が

岩波書店から出版されました。

 

「日本の育児は子供を大事にしすぎ

親はもっと自分を大事に」――

 

 

小児科の毛利子来さんと、山田真さんは、

「育て方より暮らし方」をコンセプトに著わしたといいます。

 

赤木かん子さんの「しらべる力をそだてる授業!」も大人向け、

「タコ」なら「生き物」から「海」というように、関連する知識や情報を触発して取りこみ、

世界をひろげています。

以前出した絵本形式の「調べ学習の基礎の基礎」の解説版だそうです。

 

辞書は、いわば読み物です。お母さんのためにも、お子様と共有する暮らしの場所に、

いく冊かの辞書や図鑑がいつも置かれているといいですね。

 

 

調べたら、見る、聞く、体験する

 

159-22.JPG「紅葉」を引いて、秋になると、

木の葉が黄や赤に色づくこと、

というような意味を知ると、

 

なぜ黄や赤になるの? 

 

木によって違う色になるのは

なぜ? 

 

紅葉は気温と関係があるの? 

 

外国にも紅葉はあるの?

 

紅葉しないで緑のまま冬を越す

木があるのはなぜ?

 

山が色づき始めたら紅葉を見に行こう。紅葉した色々の木の落ち葉を集めてみよう。

植物図鑑を携えて行って、何の木か名前を調べてみよう。興味は無限に広がります。

農業のこと、野菜のこと、害虫のことなら、お百姓さんに聞きに行こう、

田植えや稲刈りを手伝ったり、参加させてもらう。

体験を通じて、生活のこと、季節のこと、野菜をつくること、食べ物や栄養のことなど

いくらでも、体験がひろがります。

 

 

整理する、まとめる、分類する、名付ける

 

j0409710.jpg沢山の情報が集まって入り混じってくると、

自分が理解するために、

また人に何かを伝えるために、整理してまとめたり、並べ替えたり、分類したり、意味を見出したり、

人に伝達できるように表現したりすることが

必要になります。

 

とくに、広い視野を背景に、自分なりの考え方で、

そこから心や生活のためになるような情報を

読み取って、言葉や写真を添えたりして

わかりやすくまとめることで、

創造的な意識や発想を育むことにつながります。

 

知識や情報は、無造作に沢山あるよりは、

取り出しやすいように、自分なりのまとめ方で、

分類したり、整理して保存しておくことで、

勉強にも活かされます。

大人の家事や仕事にも共通することです。

 

 

たとえば、いまご覧いただいている

幼児教育のコンテンツも、

一応のカテゴリーに分けられていますが、

たとえば「稲」ひとつとっても、

 

分類の仕方によって、野菜をつくることから農業、食文化として見ると

お米を使った料理や食事、子供が田植えや収穫に参加すれば食育、

植物としての起源をたどれば植物学、藁で編んだり、素材を使って作る生活用品や道具、

というように多面的な可能性を持っています。

その場面に必要なように、また角度を変えて、整理したり、意味を引き出したりすることで、

立体的にひろがります。人に伝えるときに、写真を貼ったり、イラストを添えたり、

チャートにしたりと、ビジュアル時代に育った子供たちのテクニックはなかなかのものです

 

上手に整理することは、人に効果的に伝えることに結びつき、

勉強や体験をさらにゆたかにしていきます。

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このページは、gallopが2008年5月20日 16:53に書いたブログ記事です。

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