
2位はサッカー選手
(第一生命調べ、保育園・幼稚園、小学生男女1000人)。
さぁ、大変です。その野球と
サッカーが、そろって世界の
スポーツの頂点・北京オリンピックに日本からの出場が決まりました。
世界中の目と声援を浴びる2008年の8月、子供たちのスポーツ魂は最大のステージイベントに釘づけになります。
北京オリンピックは、スポーツばかりではなく、世界の民族、スポーツのチームプレー、
人間の体力と精神などの、幼児教育としてのでっかいプレゼントです。
将来、世界に飛躍するアスリートたちが、
北京と結ぶあなたの茶の間から生まれるかも知れませんよ。(以下の文章は敬称略)
星野仙一、宙に舞う
台湾洲際のアジア選手権で、
2007年12月、
星野仙一監督の日本が3戦全勝で台湾を破り、星野ジャパンが
北京五輪出場を決めました。
最終戦は五回まで無失点に
押えていたダルビッシュが、
6回、ニ死に2ランを浴びて
逆転されましたが、7回、
日本の破竹の打撃で逆転、
最後の打球をダルビッシュが
ミットに納めて、
この瞬間に北京行きが決定、
星野仙一が胴上げされました。
オリンピックで日本の野球は金1、過去6回のうち、
5回まで3位以内、あと4位、と好成績を残しています。
強敵は金3、銀2の、WBCでの主力選手を抱えるキューバ、アテネでは出場を逃した、
W杯でキューバを下したアメリカがいます。
6月には野球が北京で最後になる日本の出場メンバーが決まります。
ガンバレ! ニッポン!
北京への最終予選で、 青山がゴール、1-0で ベトナムを破り、
男子サッカーのU-22は、
1-0でカタールを破り、
そして11月、サウジアラビアとはドローでしたが、
アジアで総合11点の1位で、
北京オリンピックの出場を決めました。
男子の23歳以下と、年齢制限のない女子サッカーも出場権を獲得しています。
すでにアジアでは韓国、オーストラリアの出場が決まっています。
比較的歴史の新しい日本サッカーですが、五輪では8強に入る活躍をしています。
ベルリン(36年)では強豪スウェーデンを破りましたが、優勝したイタリアに負け、
東京(64年)ではアルゼンチンを破る健闘をしました。
順位決定戦の相手ユーゴにいたのが、いま加療中の前監督オシムです。
メキシコ(68年)ではハンガリー、ブルガリアに次いで3位、釜本の活躍が目立ちました。
アトランタ(96年)ではサッカー王国ブラジルを破り、ナイジェリア(金)に負け、
「マイアミの奇跡」といわれています。GKの川口能浩の活躍がありました。
シドニー(2000年)は小野、高原、中田、中村の強力チームで挑みましたが、
準々決勝でアメリカにPK戦で敗れました。どんなスポーツでもそうですが、
サッカーには45分と45分の長丁場に、1点入れるか、1点阻止するかの、
イレブンの駆け引きと力と忍耐があります。
まだ記憶に新しいドーハの悲劇もありますが、ひとときも目が離せない
さまざまなドラマや感動があります。
ここまで北京への道を切り開いてきた反町康治監督は、メダルはめざすが、
若い選手がワールドカップで活躍できる通過点にしてほしい、と言っています。
2008年8月、北京で29回目のオリンピック
フランスのクーベルタン男爵が、世界の若者がスポーツを通して友好を深めて
世界が平和になろう、と提唱して1896年にギリシャから始まった4年ごとのオリンピック、
皮肉にもベルリン(6回)、ヘルシンキ(12回)、ロンドン(13回)と
戦争のため中断されましたが、2008年8月、第29回が北京で開催されます。
再びアテネに戻った前回の2004年では、第1回から数えて、
競技種目が43から300に、参加国は14から200に、
参加選手は241人から10651人にひろがりました。
日本はいままで最高の16個の金メダルを獲得しましたが、
見所はメダルの数や勝ち負けだけではありません。
スポーツを通して世界を、人間を、人間が持つ素晴らしい躍動や挑戦を、親子で、
世界同時進行のドラマとして参加いただければ、これにまさる幼児教育はありません。
挑戦するアスリートたち
2008年1月の時点で、まだ出場が確定しているわけではありませんが、
北京に向かって挑戦している人たちを、ちょっと拾ってみます。
・ 女子柔道の谷亮子。シドニー、アテネに続いて48キロ級で3連覇をめざしています。
いまは子育てと両立しながらの、笑顔がふさわしいキャラクターが人気。
出産後にスポーツを続けられるサポート体制を、と望んでいます。
・ 競泳男子平泳ぎの北島康介。アテネに続く連覇をめざしています。
五輪だからこそ厳しい練習ができる、メドレーリレーにも日本はチャンスがある、
と意欲を示しています。
・ 女子マラソンの野口みずき。既に世界選手権3位の土佐礼子が内定して、
高橋尚子と最終戦へ。
ベルリンで2時間19分12秒の日本記録で勝ちとった金が自信です。
・ 陸上ハンマー投げの室伏広治。アテネは繰り上げの金、しかし得た自信は大きい。
「順位や勝つことだけにこだわっていてはスポーツは守れない」。
世界選手権は6位でしたが、7位まですべて80メートルを超えているハイレベル。
7.26キロの鉄球を1センチでも遠くへ飛ばす。
・ 女子レスリング55キロ級の吉田沙保里。
金メダルにいちばん近いかも知れない無敵のアスリート。
自分を鍛えることで自信をつかむ進化はとまりません。
・ オグシオの小椋久美子と潮田怜子。日本で初めてバドミントンのメダルに挑みます。
2人そろっての明るさや爽やかさが、ちょっとしたアイドル人気。
2008年元旦の別冊スポーツページのトップを飾っている新聞も。

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