恐竜文化 地球の古代のロマンに遊ぶ

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コンセプト 

 

地球の地下深くから掘り出される宝石のひとつに黄色く透明な琥珀があります。

松脂です。その中にまれに昆虫やトカゲが埋めこまれていることがあります。

琥珀の中に閉じ込められた蚊が吸ったと思われる恐竜の血のDNAから、

遺伝子工学の技術によって、恐竜を復元して離島に飼って

アミューズメントパークがつくられました。

マイケル・クライトンの小説をスティーヴン・スピルバーグが映画にした

「ジュラシック・パーク」です。

 

モンゴルなど、日本でも、世界中で恐竜の骨がどんどん発掘され、

恐竜の種類や生態が次第に明らかになってきました。

「ジュラシック・パーク」は地球の古代を知る考古学の幼児教育であるともいえます。

恐竜をテーマにハイテクやアミューズメントの世界をお子様といっしょに楽しんでください。

地球の考古学がロマンになった

 

スピルバーグの世界がヒットしているファクターのひとつが、

フィクションだけれどどこかで現実とかかわっている存在感があって、

フィクションにリアリティを添えています。

西部劇のポスターのレーガンを見て、過去に戻った人が「この人、大統領になるんだよ」

という「バック・トゥ・ザ・フューチュアー」、

UFOを見たという人がいる以上、存在するかも知れない「未知との遭遇」、

そして「ジュラシック・パーク」の、今はいないけれど、

確実に地球には存在したことを証明する夥しい恐竜の骨。

スピルバーグは現代人に夢を与えてくれます。

 

 

ハイテクで恐竜を復元

 

6500万年前の歴史を復元して、現代人のイメージに定着させてくれたのは、

CG(コンピュータグラフィックス)などのハイテクです。

「ジュラシック・パーク」では、動物の動きをコンピュータで、恐竜の動きに変換しています。

小型でも獰猛で敏捷に襲いかかるヴェロキラプトル、Tレックスとして

恐竜の代名詞にもなったティラノサウルスなどは、

化石の骨格から導き出された生態学に準じているのでいっそうリアルなのです。

恐竜がハイテクで甦っただけではなく、映画の中でも、

子供が施設に残されたコンピュータを操作して危機を救うように、

現代が舞台でもあるのです。このようなハイテク感が媒介となって、

現代の子供にも大人にも恐竜という地球の歴史を共有する仕掛けを

スピルバーグはつくりました。

 

 

ユニバーサルスタジオ

 

観光客が熱帯雨林を探検するボートに乗って楽しんでいると、

ラプトルやスピッターなどの恐竜に出会いますが、なんとかかわして進んでいくと、

体長7メートルを超す獰猛なTレックスに襲われます。

危機を逃れられるのは、30メートルの高さから、ボートごと飛びこむしかない――

人には直角に見える、50度の傾斜の急流を、

暗闇の滝壷に向かってまっさかさまに急落下、頭からずぶ濡れになって生還できました。

スリル満点の冒険ツアーは日本のユニバーサルスタジオの

「ジュラシックパーク・ザ・ライド」です。

ずぶ濡れになりたくない人のためにショップではポンチョも売られています。

 

 

ヒサクニヒコさんの恐竜の絵本

 

恐竜の絵本をいっぱいつくって子供たちになじみです。

小さいときにお父さんに買ってもらった本だといって、

ボロボロになった私の絵本を持ってきてくれる子もいるとのことです。

 

恐竜は地球に繁栄したのに、なぜか絶滅してしまった。

「なぜか」というのがミソで、恐竜にはいろんなことを考えさせるきっかけが

たくさんあるといいます。恐竜の骨から人体に興味を持つ人、

絶滅した恐竜から地球の進化を考える人、子供の想像力をかきたてます。

 

子供の興味をかきたてる本をつくりたい――

ヒサクニヒコさんの恐竜の絵本はたくさんあります。「ヒサクニヒコの音の出る恐竜の世界」

「がんばれペペ」「恐竜とつきあう本」「ヒサクニヒコの恐竜図鑑」など。

実際に、ヒサクニヒコさんのお部屋には恐竜がいっぱい住んでいます。

(クレヨンハウス「絵本スクール」2007年8月)

 

 

恐竜ロボで育児体験

 

50センチくらいのぬいぐるみのような恐竜は、

体をなでると周囲の働きかけに声や仕草で答えてくれます。

誕生直後から三段階で子育て体験ができる恐竜ロボットです。

アメリカのユーゴービーが生産し、ビジネスデザイン研究所が輸入販売する

恐竜型ロボットプケオです。かつてヒットした「タマゴッチ」を思い出させますが、

映像ではない分、リアリティがあります。

 

 

名古屋の東山動物園に恐竜がいる?

 

名古屋市の東山動物園にコンクリートで固められた2体のハリボテの恐竜が

40年前の開園当時から置かれていますが、

いまではその周囲に茂った樹木のお蔭で生きているように見えます。

つくりものだとわかっているので人気はありませんが、恐竜が歩いて、子育てをしたり、

戦ったりするとおもしろそうですね。

ポスト万博の事業としてリニューアルが進められている東山動物園に「ジュラシック・パーク」を切り取ったかのようなハイテクの恐竜パーク、岐阜県の郡上で恐竜を作っている

森藤さんの技術やロマンで、地球のことを擬似体験するゾーンがあっても

いいような気がします。

 

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このページは、gallopが2008年5月20日 14:59に書いたブログ記事です。

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