コンセプト
地震の被害から
身の安全を守るために、
ふだんから地震が起こったときの対応や心構えをしておくことは
必要です。
とくに、幼い頃からのしつけや
習慣は、とっさのときの行動を
正しく導く、社会生活学科の
幼児教育といえます。
万一地震が起こったら
不意に、グラッと揺れが襲ったら、誰でもパニックになりますが、
なによりも、あわてず、
落ち着いて行動することです。
まず、ガスの火を消す、
転倒しそうなタンスなどから
遠ざかる、窓ガラスに近づかないなどの手順や注意をふだんから
頭の中に入れておくことで、
しなければならないことを
想起します。
ふだんの訓練や意識付けが、とっさのときの行動に活かされます。
揺れが治まったら、テレビで地震情報に接して、津波や余震による被害を防ぎましょう。
ふだんの心がけ
脱いだ服などをきちんと畳んで枕元に 置いておくとか、倒れやすい家具の下に 滑り止めを敷いておくとか、 ふだんの生活習慣の中での配慮が、 とっさのときに役立ちます。
子供には、寝る前に、
地震があった翌日などに、
あのようなときの心がけをしておくと
慌てなくてすむことなど、
子供たちに言い聞かせておく
チャンスです。
ハザードマップを親子で見る
各市町村や学区単位で、
地震発生のときの緊急避難する場所を知らせるハザードマップがあるはずです。
もし、手元になかったら、
どこで作っているかを調べてもらいに行きましょう。
親子で地図を片手に、
家からの避難ルートを歩きながら言い聞かせておくのも、
家庭の防災訓練の代わりに
なります。
避難訓練のおすすめ
幼稚園や小学校では地震や火災の発生時での
集団避難は混乱を招き、災害を大きくします。
避難通路や集合場所を確認し、声を掛け合って、
統制のとれた集団行動を行うよう、日頃の訓練を
社会科の幼児教育のカリキュラムとして
実施しましょう。
まず、大事なことは、混乱に陥っても、声をかけて、子供たちを安心させ、規律よくリードしていく先生の役割です。
防災教育を楽しく
防災の幼児教育を、絵やゲームで楽しみながら取り組むことで、知識をアップしようとしている人たちがいます。
NPO法人・レスキュートックヤード(名古屋市千種区)では、地震、台風、津波などの被災地で住民がどう力を合わせて復興をめざしたかを、全国をまわって事例を集めました。
地震が発生したらどうする、をアートや物語にしたり、とっさの判断を養う「防災すごろく」や、建築家が参加して提案するにわかシェルターづくりなどが、冊子「いのちをまもる智恵」にまとめられています。
蒲郡市など20市町村では、自動的に電源が入り、無線の周波数に合わせて緊急地震情報などを知らせる防災ラジオの普及をすすめており、市民の人気を呼んでいます。
どこの家庭でも、懐中電灯などといっしょになった携帯のラジオはいざというときの情報源として常備されることをお奨めします。
地震はどうして起こるの?
日本列島には地下の奥深いところの層に亀裂が入っている活断層がたくさんあります。
その亀裂がずれたり、大きくなるときに地震が発生します。
海に近いところでは地震の後の
津波や、山間地では土砂崩れなどの二次被害に注意しましょう。
また、ビルの立ち並ぶ都会では、ガラスや看板などの落下物など、危険はいっぱいあります。

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