コンセプト
恐竜はいまは絶滅していますが、いま、地球のさまざまなところで、恐竜の骨が発掘されています。かつて地球には恐竜が支配していた時代がありました。
恐竜を知ることは地球を知ることでもあります。
子供たちにとっては、地球や地理などの、またとない幼児教育の教材であるといえます。
恐竜が生きた時代
恐竜の種類や生態がどんどんわかってきました。
恐竜が地球上に現れたのはいまから2億3000万年前でジュラ紀前期頃、1億5000万年前まで続き、白亜紀になって6550万年前頃に恐竜が絶滅したといわれています。
人類が生きている時代は恐竜が生きてきた時代のまだ1/40にもならないといわれています。
それほど恐竜の歴史は長く、人類の歴史はまだ短いのです。
ティラノサウルス
現在発見されている最大の恐竜は、6700万年前の白亜紀後期にいたと推定される、みんながよく知っているティラノサウルスで、12.8メートルの巨体、58本の巨大な歯を持ち、頭脳の半分を匂いを感知する部分で占められていました。
恐竜の歯などから年齢が読み取られていますが、これは28歳くらいで、あまり長生きではない代わりに、14~18歳位に1日2キロずつ成長したといわれています。
1990年にアメリカのサウスダコタで、発掘ボランティアのスーザン・ヘンドリックさんが発見したので、「スー」と呼ばれていますが、「ジュラシックパーク」などで知られた肉食恐竜で、図体に比べて敏捷に動いたと思われています。
このように恐竜について知ることは地球のロマンを感じさせますね。
骨格と体型
恐竜の形や生態を再現できるのは骨格からです。
最近、あちこちで、完全な形で骨格の全身が発見されています。
また、恐竜の卵も見つかり、子育てをしていたこともわかってきました。
子供たちに、骨格から、肉食恐竜と草食恐竜の骨格の違いなど、恐竜の姿や習性を想像するのも、子供たちの想像性を刺激し、ゲーム感覚の理科の学習になります。
鳥の祖先は恐竜だといわれることがありますが、それは鳥と同じように、後足が体重の前と後ろの中心になっていることで、子供たちになじみのゴジラなどの怪獣と違うところです。
また、ジュラ紀の後期の、羽毛といっしょに発見されたペドペンナという恐竜は鳥と共通の祖先を感じさせます。
最近、ティラノサウルス類の化石にも羽毛の原型とみられるものが中国で発見されました。
日本の恐竜
日本でも多くの恐竜が発見されている地層があります。
とくに、北陸から飛騨地方にかけての手取層群といわれる、ジュラ紀中期から白亜紀前期の地層から多くの化石が発見されています。その頃、アメリカのミシシッピ川の河口付近とつながっていたのです。
兵庫県の丹波の篠山層群から2007年に発見された巨大草食竜の化石は全身骨格があると期待されています。
そのほか、群馬県の瀬林層、三重県鳥羽市の松尾層群、熊本県の御船層群などがあります。
あちこちの博物館で恐竜の化石を見ることができます。
恐竜は生きている?
本物とそっくりの恐竜を作っている人がいます。岐阜県の森藤さんが作っている恐竜は、シリコンの体がコンピュータで本物そっくりの複雑な動きをし、口を大きく開けて咆哮し、間近で見ると小さい子供は泣き出すほどの迫力です。
あちこちのイベントに出張していますが、吉田川沿いの郡上のアトリエで出会うことができます。

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