コンセプト
人間や動物が生きていけるのは、酸素を吸っているからです。
人間や動物が排出する
一酸化炭素を植物が吸って、
酸素を発生しています。
地球に酸素を供給している、
このすばらしい関係が最も
ダイナミックにみられるのは
ジャングルです。
人間と植物の関係を
考えてみましょう。
植樹する
ゆたかな生態系には かないませんが、 街や生活の周りに緑を増やすことは、 地球の環境を長生きさせる 対策のひとつです。ジャングルのように
幼稚園や小学校でも、木を植える、
という活動は、地球にとってみどりが必要だ、
ということを学ぶエコロジーの幼児教育に
つながります。
ショッピングセンターのイオンなど、
地域社会への貢献をコンセプトに、
市民に植樹に参加してもらっている
企業もあります。
海を守るために山に植樹をする
たとえば、三重県の漁業に携わっている人たちが三重県の山に植樹をする活動を行っています。
自然は、山も川も、動物も植物も、バランスのとれた循環活動を行っています。
伊勢湾の海も、山から生まれ川に運ばれて海に注ぐ豊かな栄養分で潤い、魚介類を育てています。
水飢饉に襲われて、ダムや川に渇水したときにも、森林がゆたかな川の水は干上がらなかったといわれています。木々の根が水分を蓄え、森林がいつも潤っているからです。
ジャングル消滅のシミュレーション
アフリカ大陸のコンゴ、東南アジアの世界三大熱帯雨林には、 生物種の90%が生存し、 地球上の二酸化炭素の吸収と 酸素の供給の2/3を 行っています。
南アメリカのアマゾン、
しかし、毎年1540万ヘクタール(日本の面積の約40%)ずつ
失われて、1980年代の10年間で1割近くが減少しました。
ジャングルの植物や
海のジャングルといわれる
マングローブなどは、人間や動物が生きるための、地球の酸素の大部分を供給しています。
しかし、産業の発達や食生活の影響を受けて、木々が伐採されてコーヒー畑になったり、エビの養殖場になったり、切り開かれて道路が作られたりして、だんだん減少しています。
一方、地球環境を守り、持続させていく植林や植樹の活動もさまざまなところで行われています。
私たちひとりひとりの力は小さくても、多くの人が行うことで、地球の環境は守られていきます。
明治神宮の森づくり
都会の中でも植物の生態系が
ゆたかな森が神社などに
見られますが、なかでも、
明治神宮の森は人工の緑地帯
として優れているといわれます。
最初はマツ類を主木とし、
これより背の低いヒノキ、スギ、
モミなどの針葉樹や、
もっと背の低いカシ、シイ、
クスなどの常緑広葉樹が
植えられました。
数十年で針葉樹がマツ類を
しのいで伸び、長い時間をかけて、カシ、シイ、クスが追い越して、他の木は消滅して、百年以上をかけて、現在のうっそうとした森になったのです。
二百年の先を計算して神宮の森づくりに参加した本郷高徳という人の計画書がいまも残されています。
照葉樹林復活100年計画
明治神宮と同じ考え方で、森づくりをすすめているところに、宮崎県綾町の綾南川沿いに国内最大規模の照葉樹林があり、840種の植物、70種の野鳥、19種の哺乳類が生息しています。
国策の伐採をやらずに地元の人たちの努力で40年かけて、いま国の森づくりのモデルになっています。
観光地としても地域振興につながっています。

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